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手術の前に目頭切開のメリット・デメリットを理解する

「目元」は、人の印象を左右するとても大切な部分です。そのため、美容外科の多くが、この「目元」に着目して、さまざまな手術を打ち出しています。今回はそのなかから、「目頭切開」をとりあげ、そのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

<目頭切開をすると目が大きく見えるようになる>

日本人のなかには、西洋人とは違い、「蒙古ひだ」と呼ばれるひだを持っている人がいます。これは目頭に存在するものであり、目頭部分にある桃色の肉(「涙丘」と言います)を隠してしまいます。

目頭切開は、この蒙古ひだを開く手術なのです。

目頭切開のもっとも大きな魅力の一つは、「目が大きく見えるようになる」ということでしょう。蒙古ひだを切除してしまうことにより、黒目部分が大きく見えるようになります。目頭切開の場合、黒目が「上下に」大きくなることはありません。しかし「左右に」大きく見えるようになるため、美人の条件である「大きな目」を手に入れることができます。

<二重のラインが作りやすくなる>

目頭切開は、よく「二重」と一緒に論じられます。

目頭切開を行うことによって、二重がくっきりと出るようになると言われています。蒙古ひだによって邪魔されていた部分がしっかり開くからです。

特に、「二重は二重なんだけれども、目頭の方はきれいに分かれてくれない」という人の場合は効果的です。

ちなみに、人によっては「目頭切開の切開によって、視界が広くなった」という人もいます。これは、目頭の部分がまぶたに邪魔をされないから、というのがその理由なのだとか。

<目が近づいて見えるようになる>

私たち東洋人は、西洋の人に比べるとやや顔だちが幼く見えると言われています。よく言われる話で、30歳オーバーの日本人がヨーロッパに旅行に行くと、お酒等を買うときに年齢確認をされてるというものです。これはその人が特別若々しく見えるということではなく、東洋人全体に言える特徴だと言えます。他に「長く海外に住んでいたが、海外だと実年齢から10歳ほど若く見られる」という話もあるほどです。

この「東洋人が若く見えること」には、「目の印象」もあると言われています。蒙古ひだがある東洋人の場合、目が離れて見えるため、それによって幼い印象になると考えられています。

目頭切開をすることによって、この「遠い目」が近づいて見えるようになるため、幼さが消えやすくなるとされています。

もちろん、「いや、若々しくみられる方がいい」ということであれば手術には慎重になるべきですが、このようなメリットもあります。

<目頭切開にはデメリットもあるのか?>

ただ、目頭切開にはメリットばかりがあるわけではありません。デメリットも存在するので、それについて見ていきましょう。

目頭切開のもっとも大きなデメリットは、「不可逆性の手術である」ということでしょう。目頭切開は、「目頭を切り開き、蒙古ひだをなくす」という手術であるため、後戻りができません。「こっそり手術をしたのはいいけれども、やっぱり元の顔の方が良い」「手術に失敗した」「なんだか周りをだましているような気分になる……」という場合でも、もう戻ることができないのです。

どうしても、ということでしたら、「蒙古ひだ再生手術」を受けて、新しく蒙古ひだを作り直すしかありません。

日本人の多くが蒙古ひだを持っているため、「持っていない人」というのはそれなりに目立ちます。そのため、「ああ、あの人は手術をしたんだな」というのが分かってしまうこともあります。加えて、「傷跡」が癒えるまでには時間も必要です。

目頭切開は、「整形手術を受けたこと自体を隠したい」「どことなく罪悪感がある」という人にとっては、少々難易度の高い手術だと言えるでしょう。これを踏まえたうえで、受けるべきかどうかを決めてくださいね。