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人気の目頭切開術の概要を知る。東洋人に多い蒙古ひだがキモ

「目」にまつわる美容外科手術の数は、決して少なくはありません。そしてそれぞれに特徴があります。今回はそのなかから、「目頭切開」について見ていきましょう。

<目頭切開と蒙古ひだ>

「目頭切開」を知るためには、「蒙古ひだ」のことを知らなければなりません。私たちの目には、「涙丘」と呼ばれるものがあります。これは、目頭側の白目のワキに存在する桃色をした肉のことです。

西洋の人には見られませんが、私たち日本人のなかには、「蒙古ひだ」と呼ばれるものがある人がいます。

この蒙古ひだは、涙丘を覆い隠してしまいます。そのため、どこかぱっとしない、眠そうな顔になってしまうのです。

蒙古ひだの大きさは、人によってまったく違います。涙丘を蒙古ひだが覆い尽くしてしまっている人もいれば、やや隠れている、というぐらいにとどまっている人もいます。

<目頭切開で切るのはどこの部分?>

今回ここで取り上げている「目頭切開」ですが、これはこの「蒙古ひだ」を切るという手術です。蒙古ひだを開いてしまえば、ピンクの肉(涙丘)が見えるようになります。そのため目が大きく見えるようになります。

この手術をすると、すっきりとした目元を作ることができるとして、非常に人気の高い手術です。また、黒目も目立つようになると言われています。

<目頭切開の痛みについて>

目頭切開はメスを使うため、麻酔が使われます。麻酔はクリニックによって多少違うかもしれませんが、基本的には「麻酔効果のある目薬」と「麻酔クリーム」によって行われる、と考えてよいでしょう。さらに注射(局所麻酔)が行われます。きちんとした病院で行えば、手術中の痛みはないと言われています。

麻酔が切れた場合は、痛みが出るでしょう。ただし、日常生活が送れないほどの痛みではないと考えられています。もし、「特別痛みに弱いと思う」「ほかのところで目の手術を受けたら、とても痛かった」という場合は、手術を受ける前に必ず医師に相談してください。誠実な医師であるのなら、「あなたの痛み」に配慮した対策をしてくれるはずです。

<目頭切開をしてもあまり意味のない人は?>

目頭切開の理屈を知ればわかることなのですが、目頭切開は、「すべての人に効果がある手術だ」というわけではありません。上で述べてきたように、目頭切開が開けるのは、「蒙古ひだ」です。そしてこの蒙古ひだは、日本人のすべてにあるわけではありません。

そのため、もともと蒙古ひだがない人は目頭切開を受けることはできません。また、生まれつきの特性でもありますが、蒙古ひだがもともとあまり大きくない人も目頭切開を受けることは無意味だと言われています。

目頭切開は、「目を大きくするための手術だ」とよく言われますが、「誰でも受けられて、かつだれにでも効果がある方法だ」というわけではないことには注意が必要です。

原則としては不可逆性の手術ですが、蒙古ひだを作り直すことによって調整は可能です。

<目頭切開と目尻切開について>

目頭切開を論じるとき、あわせて語られることもあるのが、「目尻切開」です。これについても合わせてみていきましょう。

目頭切開が「目頭」に関わる手術であるのなら、目尻切開はその名前の通り、目尻を切開する手術です。切開することによって、大きくて、かつ切れ長の瞳が手に入ります。皮ふによって隠されていた白目の部分が見えるので、イメージもがらりとかわるでしょう。切開によって開かれる皮ふの大きさは、ほんの数ミリといったところですから、恐怖心も少なくて済むはずです。一度手術をしたら、その効果はほぼ永久的です。

目尻切開は、目頭切開に比べると知名度が劣る手術です。ただ現在は、「大手」と呼ばれる美容外科ならば、取り扱っているところも多いので安心です。